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キリスト教科学の講演会を主催する

講演を主催することは、関わる人々全てに霊感に満ちた感動と癒しの経験をもたらします。講演の準備をするにあたって、支教会や小教会の皆様が考慮なさりたいであろうツール、情報、アイデアなどを、下記にご紹介しています。


講演の準備を始めるにあたりまず、『教会規範』で定義されているキリスト教科学の講演について考えてみることは、とても良い助けになります。ここに、2つの引用文があります:

第三十二条

年次講演。第4項。母教会および支教会は、毎年1回あるいはそれ以上に講演を講演部に要請するものとする(『教会規範』 95:13)。

第三十一条

講師の義務。第2項。講演部は、各講演の中に、キリスト教科学を非難する公衆の話題に対して、真実で、正当な答および名誉牧師の生涯に関する事実を証言するものを、含む義務をもつ(『教会規範』 93:8−11)

キリスト教科学の月刊誌 The Christian Science Journal (ザ・クリスチャン・サイエンス・ジャーナル) と 『キリスト教科学さきがけ』に近年掲載されたキリスト教科学の講演に関する最近の2つの記事もぜひご参照ください。


講演の申し込み方

  1. 講師を探しましょう。現在の講師のリストを、キリスト教科学のウェブサイトの 講師たちに会う からご覧ください。

  2. お選びになった講師のスケジュールが空いていることを確認した上で、講演依頼の申込書を提出してください。

  3. 講演依頼の申込書を提出するということで、貴支教会の役員会が、その講師での講演を提供することに同意しているということを意味します。

  4. ウェブ上で用紙を記入して、講演を申し込: 申し込み用紙は英語で用意されていますが、皆さまの言語で、どうぞご記入ください。もしウェブ上でのご記入が困難な場合は、英語、フランス語ドイツ語イタリア語ポルトガル語およびスペイン語でWordフォーマットの用紙を印刷し、ご記入その後郵送していただくことも出来ます。
    (開催する講演の数に関わらず) 主催する講演1つごとに、申し込み用紙をご記入ください。

お問い合わせや、また他の何らかのヘルプをご希望の場合は、どうぞ講演部までお問い合わせください。英語、またはフランス語でお電話をいただく場合は、010 1 617 450 3669 で、お応えしています。また、メールによるご連絡の場合は、 lecture@christianscience.com にて、どの言語でも承っています。


  • 講演の準備を行動に移す前に、ぜひ以下の引用文を、まずお読みください。そしてそれぞれについて、講演の開催準備また計画に携わる皆様と一緒に、考え話し合うことを強くお勧めします。

    • 『教会規範』の中の講演に関して (pp. 93-96)

    • First Church of Christ, Scientist, and Miscellany の中の、エディ夫人が講演部に宛てた手紙 pp. 248-249

    • 講演部から投稿された最近の2つの記事(上記リンク参照)

  • また、講演の準備の始めの段階から、全会員に活発な祈りによるサポートをお願いすることをお勧めします。そして、このようなサポートを1年を通して続けてください。

  • 教会全体として祈り、慰め手であるキリスト教科学を人類がごく自然に受け入れる姿勢、また、その慰め手が神性の真理として、わたしたちの人生や日々の生活に影響を与えていることを、しっかりと見据えましょう。そうすることで、講演会を計画するにおいての道を、確実に前進させてくれます。講演は教会やその地域に癒しをもたらす真理のひとつの表現なのです。

  • 皆様による形而上学的準備のミーティングは、とても効果のあるものです。講師の方にそのミーティングに出席してもらうように話をしてみてください。準備のミーティングに直接出席したり、あるいは電話で、またはビデオ電話などの方法があります。

  • また、講演終了の後日にミーティングを開くことで、会員の皆様でその持続し続ける癒しとその力の働きをより具体的に見聞きし、話し合う機会になります。そして、どうぞ、講師の方にもその結実(みのり)をシェアしてください!もし、このような特別のミーティングを開かなかったとしても、講演にいらした方、また何かしら感銘を受けた方々のために、皆様が引続き祈りに満ちた心配りとケアをされることは、非常に役に立ち、また更なる結実(みのり)をもたらすことでしょう。

  • 講演の聴衆として、どのような人々を対象に考えていますか?(例えば、一般の方、学校、大学組織、若者のグループ、刑務所または拘置所、キリスト教科学の看護施設、健康または書籍のフェア、異なった宗教間の交流グループ、など。)また、講演の前とその後に、どのような方法で講演会出席者の方々と効果的に交流できるでしょうか?

  • 講演の題名ですが、祈りを通して皆様に選んでいただけるように、 Search lectures by title (講演のタイトルによる検索) から見つけることができます。講師の略歴と講演スケジュールにつきましては、ウェブ内の講師たちに会う上の各講師のプロフィール・ページに載っています。講師の方々への配慮のため、どうぞ、講師に連絡を取られる際には、一度に1名ずつのみの連絡をお願い致します。

  • 講師は、皆様と講演会というこの特別な日のための、具体的な目標などを、確実に積極的に話し合いたいと願っています。例えば、が皆様にこの度、どのようなことを成し遂げるようにと呼びかけているのでしょうか?また、場所と日時は?講演は無料でしょうか、それとも有料でしょうか?など。さまざまです。講師と初めて話す際には、講演料やその他の諸経費、そして当日講師が必要とするもの(例えば、テーブル・演壇、音響設備やマイクの種類、フリップチャート、椅子など)について聞くのが良いでしょう。講師は、準備の各段階での進展、気になっている問題点、また各段階で必要と感じていることについて知りたいと思っています。講師自らも、毎日、皆様といっしょに、祈っているのです!

  • 講演会場を選択している際には、その場所をまず訪れてみることが大切です。出席者が見つけやすい場所か、ビルの中のひと部屋なのか、また参加者が当日車でいらっしゃった場合の駐車場の有無(有料?無料)、なども調べておきましよう。また、出席者がもし一般交通機関を使用した場合、会場は見つけやすい場所にありますか?それから、会場は、講演会についての立て看板やサインを置くことを承知してくれるでしょうか。どのような音響設備が整っているでしょうか。講演会の活動を通して、その会場施設や組織のために、何らかの形でお役に立つことは出来るでしょうか?祈り考えてみると良いかもしれません。

  • もし、その会場に音響設備がない場合は、持ち運び可能なものを借りることは、とても便利です。その場合、講演の前日にコードレスマイクのテストを、必ずしておきましょう。そして、マイク用の電池の予備もいくつか忘れませんように!

  • 近くの大学にあるもしCSO(キリスト教科学の大学団)がある場合は、彼らも何らかの形で関わりたいと思っているかもしれません。可能性としては、CSOのメンバーが、皆様の計画している講演会の周知を大学のキャンパス内でより多くの人に広めることをしたり、また、講師が滞在中に、自分たちも個別に大学内で講演をさらに開こうと、計画するかもしれません。また、地域内のの支教会や小教会にもあらかじめ早い時期に講演会について知らせておくことで、先方でも同じ講師での講演会を別に計画して、その結果、旅費などの経費を分割するという利点があるかもしれません。

  • 講演会では、どんな書物を販売または無料配布しようと計画されていますか?読書室や sales@csps.com を通して『聖書』や『科学と健康』を複数注文することで、特別価格で購入できるかもしれません。

  • 講師の簡単な紹介の文章につきましては、講師と講演日以前に話し合っておくと喜ばれます。

  • 多くの出席者は、『聖書』や『科学と健康』、またその他のキリスト教科学の刊行物を、講演の後に購入したり受け取ったりする機会があるのを、大変喜ばれます。(『科学と健康』を用意する場合は、『聖書』も一緒に用意することをお勧めします。『聖書』をお持ちでない参加者もいらっしゃいますし、私たちのキリスト教科学というキリスト教宗派としては、『科学と健康』と一緒に『聖書』があるのは自然で当然のことだからです。)

  • もしも、刊行物の中から特別な記事をコピーして配布することをお考えでしたら、その雑誌の承認欄をご覧ください。通常、掲載済みの記事であれば、100枚までのコピーならば承認の手続き無しで配布していただけます。ただし、すべての著作権表示は残しておいてください。もしも、100枚以上のコピーをする場合、また、他に質問がある場合には、 copyright@csps.com まで、お問い合わせください。

  • その地域におけるキリスト教科学の情報についての印刷物、すなわち、教会についての情報、読書室、キリスト教科学や支教会のウェブサイト、将来の講演情報などはご用意なさいますか?出席者の中でキリスト教科学についてあまり知らない方々の多くは、そのような印刷物を通して支教会への問い合わせやオンラインで検索する方法などを、知ることができます。

  • その他の方法としては、ゲストブックのような用紙を用意しておき記入していただければ、新たな出席者でご希望なさる方々に後日連絡を取ることなどもできます。

それぞれの地域には、多くの宣伝と広告の手段があります。宣伝や広告のアイディアにつきましては、講演部のテラ・タルボットまでお気軽にお問い合わせください: talbott@csps.com 010 1 617 450 3428.

また、講師の中には、すでに宣伝に使える材料を個人で用意している場合もあります。もし、皆様自身で広告のデザインをされるのであれば、どうか、それを印刷、発行、また配布される前に、講師に広告上の表現・言葉とデザインについて承諾を得てください。

講演の当日は、多くのことに目を配る必要があることを、心に留めておいてください。まずは、講演会の当日のための活発な祈りでサポートをすることで、あらゆる面が正しい方向へと導かれます。例えば、全ての事柄に於けるただ一つの真の目的は、善であることを見失わず、その神性なメッセージで地域全体を包み、そして、この心を向けた祈りから、出席者、また通りがかりの方までも一人一人と、心から自然に愛をもって接することができるのです。

下記のリストは、ためになる覚え書きです。教会の会員の皆様で仕事を分担するとよりよく進みます。

  • 会場の準備、および後片付け。

  • 講演者の送り迎え。

  • 会場の入り口、駐車場、そして最寄の駅などに配置される、会場案内係。

  • 講演で使う音響設備の点検。

  • 保育所を設ける。

  • 配布する書籍や刊行物の机の担当係。

  • 講師から既に承認済みの紹介文を、講演の始めに読み、講師を紹介する係。

  • 講演者に料金を渡す。

講演会は終わっても、その内容についてのシェアや談話、また癒しは続いています。

  • 出席者の中で当日、出席者リストにお名前を残された方々や、また、講演の準備をしている最中に知り合った方々(メディア関係も含む)と、これをきっかけにつながりを自然に深め育んでいくため、フォローしてみるのはいかがでしょうか?

  • こうすることで、会員のみなさんで喜びを分かちあうこともできますし、結実(みのり)の会を後日開いて、講師も交えて、講演での実りを分かち合うのは、とても意義のあることでもあります。

  • すべての祈り、計画、そして愛に満ちた表現で、皆様は、次回の講演も含めて、貴教会での今後への活動にも、実りをもたらす力強い土台を築いたのです。ありがとうございます。

電話
010 1 617 450 3669 (英語とフランス語のみ)

電子メール:
lecture@christianscience.com (どの言語でも可)

郵便配達用の住所
Board of Lectureship, P07–10
The First Church of Christ, Scientist
210 Massachusetts Avenue
Boston, MA 02115 USA