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渉外部

宗教的闘争や分裂に満ちたこの世界で、異なる信仰や背景を持つ人々のあいだで真の理解を得るなど、それが不可欠であると同じほど、不可能に近いと、思われることが時にあります。世界は、紋切り型の固定観念にあふれています。宗教を信じる人々は、とかく異なる意見を乗り越えて物事を見ることが、なかなかできないようです。一方、世俗的評論家は、さまざまの宗教を一活して、みな同じであるかのように扱うのです。

同様の障害が、キリスト教科学に対する社会一般の認識についても存在します。理解を深める第一歩は、しばしば、「誤解のもつれ合った下草を取り払うことである」(キリスト教科学理事会、1972年)、と数十年前に教会が出版した「世界との対話」という文書の中で指摘されています。

キリスト教科学渉外部員たちは、この宗派が生まれた初期の頃から世界と対話してきました。真の理解を阻む、キリスト教科学に対する誤解を取り除くことが、渉外部の仕事の核心をなしています。渉外部を設立するに当たって、教会の創始者、メリー・ベーカー・エディは、この仕事が「キリスト者らしい態度」で行われるように指示しました(『教会規範』p.97)。その目的は、教会の社会的イメージを派手に振り回したり、宣伝するのではなく、真理を証言することです。つまり、その真意は、癒すことであり、意見を異にする人々を批判することではありません。

渉外部の仕事は、『教会規範』の第33条にその輪郭が述べられています。渉外部部長室は米国マサチューセッ州ボストン市にあり、100人以上の渉外部員が、毎年任命されて、世界各地のそれぞれの地域でその任に当たっています。日常の仕事は、書いたり、話したり、また、神学者、学者、著述家、報道人、学生、健康関連の役人、立法府の議員などと通信することです、しかしながら、真の意味で、世間の誤解や誤った認識を正し、癒すことは、実はすべてのキリスト教科学者が関わっていることであり、各々が持つキリスト的な愛をもって、キリスト教科学についての正しい見解を世界の人々と分かち合うことを助けるのです。

どうぞ、ご自分の地域の渉外部員と連絡をとって、あなたがどのような形でご支援くださることができるか尋ねてください:

地元の(地域の)渉外部員